古材を活かす

 

 

  20世紀後半の日本ではもっと便利にもっと豊かにと高性能な住宅を求めてきましたが
環境世紀と言われる現在、住宅に対する価値観も大きく変わろうとしています。

便利さよりも健康志向に・・・
機能的新建材から自然素材志向に・・・
大量生産を目的とした工業化から手づくり志向に・・・


古材を住宅に使用することはまさに時代に即しており、使用できる材料を廃材にしないだけでなく
古材独特のテクスチュアで住宅になんとも言えない味付けができます。


 

 

 

 

 
新築:リビング吹き抜けに古梁を使用

 
  新築:寝室吹き抜けに古梁を使用

 
 
改築:梁・桁・柱を残して活かしたリフォーム。堂々とした梁にアンティークのステンドグラスがやすらぎを添える

 
 
古民具をてすりに・・・
ガウディ(カサミラの一室に使ったもの)
増築:古い楠(くす)の柱を大黒柱として使用
    古いタンスを再生し、ハッチとして活かす